メインの開発環境として使ってるubuntuをようやく14.10にアップデートしました。前回の14.04の時からpackerを使ってみてていい感じだったんですが、手順をメモってなくて苦労したので今度こそメモ。

ubuntuのvagrant box自体はデフォルトのやつvagrantcloud.comというサイトに上がっているんですが、ディスク容量がちっちゃいのと、14.04の時はguest additionがうまく動いてなかったので別途入れなおすようにして自前のboxを作ってます。(14.10では試してません)

完成品はこちらにアップしているので、とりあえず欲しい方は持ってってください。

SPONSERD LINK

Packerを使ったvagrant boxの作りかた

Packerをインストールしたら、Packerのビルドファイルをフォークします。

  -> 村田フォーク

前回の修正を参考に、ubuntu1410.jsonを修正します。ディスクサイズ・メモリ・CPUを増やし、自前のguest additionインストール用スクリプトをセットします。

   -> 修正箇所

修正が完了したら、実際にboxを作ります。

$ make virtualbox/ubuntu1410

ってやるとboxがローカルに作成されます。下記の表示が出てきたら成功です。

==> Builds finished. The artifacts of successful builds are:
--> virtualbox-iso: 'virtualbox' provider box: box/virtualbox/ubuntu1410-nocm-1.0.9.box

このままでも使えるのですが、ここでできたboxを別PCで使いたい時のために、vagrantcloudにアップロードしておきます。といってもbox自体のホスティングはお金かかるっぽいので、一旦自分のサイトに生で上げちゃいます。

$ scp box/virtualbox/ubuntu1410-nocm-1.0.9.box muratayusuke.com:/path/to/boxes

これで自分のサイト配下からダウンロードできるようになったので、そのURLを使ってvagrantcloudにリリースします。

  -> 完成品はこちら

これでbox作成完了です。あとは

$ vagrant init muratayusuke/ubuntu1410
$ vagrant up

ってやればVMが上がるので、自前のchefレシピを流せばいつもの開発環境が完成です。まあ流しきるまでにだいたいどっかで引っかかるんですが。